青黒の落とし穴

2013年7月24日 M14
青黒の落とし穴
青黒の落とし穴
青黒の落とし穴
青黒は強い!?
青黒はデッキに入らないカードが少ないってな話を聞きまして
いざやってみたところ、どうも生物が弱いデッキになってしまった。

《珊瑚マーフォーク(M14)》
《アンデッドのミノタウルス(M14)》
《装甲のカンクリックス(M14)》

物足りないラインナップ…
生物の弱いデッキになってしまったのは
1週目でスペルを優先して拾った結果のようです。

きっちりとパワフルな生物は拾っておこう
カードプールを見ると青黒のコモンスペルは捨てるところが無い雰囲気
一番弱いところもナイスサイドだったりして骨までしゃぶれる
ってことで1週目はきっちり生物を拾いましょう。

《伝書ドレイク(M14)》
《凶眼のコカトリス(M14)》
《呪われたスピリット(M14)》
《ネファリアの海鳶(M14)》
《古術師(M14)》
《巻物泥棒(M14)》
《訓練されたコンドル(M14)》
《夜翼の影(M14)》
---積極的にスペルより優先すべき目安---
《死体運び(M14)》
《夜の子(M14)》
《ただれたイモリ(M14)》
《海岸ドレイク(M14)》
《ミノタウルスの嫌悪者(M14)》
---状況によってスペルより優先する目安---
《血の幼子(M14)》
《アンデッドのミノタウルス(M14)》
《装甲のカンクリックス(M14)》
《マーフォークのスパイ(M14)》
《影生まれの使徒(M14)》

現段階での個人的な目安
スペルは余りものでも十分おいしいので上位の生物は積極的にとりたいところ
とはいえマナカーブは構築の基本ってことも忘れずに
カードパワーに寄せると4マナ域過多のなりがちです。
呪われたスピリットを止めよう!
呪われたスピリットを止めよう!
呪われたスピリットを止めよう!
何故威嚇が強いのか

M14はタフネス偏重生物が多いのです。なので地上が膠着しがち。
じゃあ上はどうかというと対空スペル満載でこちらも止まりがち。
そこで白羽の矢が立ったのが威嚇という回避能力。
しかも環境にアーティファクトクリーチャーがほとんどいないってのが追い風。

じゃあ威嚇持ちってどれぐらいいるの?

赤:《アカデミーの略奪者(M14)》
  《サイクロプスの暴君(M14)》
黒:《呪われたスピリット(M14)》
  《生命散らしのゾンビ(M14)》

特にこの中で1番気をつけなければならないのが《呪われたスピリット(M14)》。
コモンなのに軽くて打点も十分。止まれないとあっさり負けてしまう要注意生物です。

《呪われたスピリット(M14)》を止めるには
除去は基本としてもどうやって戦闘で止めましょうかね。
ってことで対《呪われたスピリット(M14)》覚書き。

・黒のコモン生物は大体がパワー2以上、なので黒ければ大抵相打ちはできる
・逆に一方的に打ち取れる生物はほとんどいない
 《ミノタウルスの嫌悪者(M14)》《センギアの吸血鬼(M14)》《夜翼の影(M14)》
 (《血の幼子(M14)》《吸血鬼の大将軍(M14)》)
・環境にアーティファクトクリーチャーは2+1体だけ
 《星霜の守護者(M14)》《スリヴァー構築物(M14)》+《憑依された板金鎧(M14)》

除去に関しては《ショック(M14)》も《感覚の剥奪(M14)》も圏内で有効牌は多目。
色があって無くても安めで拾えるタイミングがあれば意識して取っていいかもです。
それぐらい《呪われたスピリット(M14)》は止まらない!
緑で土地を並べたいカード達
緑で土地を並べたいカード達
緑で土地を並べたいカード達
どうも《荒野への突入(M14)》で土地を並べさせたいようです

・土地を並べると美味いカードを探しましょう
 《原始の報奨(M14)》 万能エンチャ
 《森生まれのビヒモス(M14)》 サイズアップ
 《胞子塚(M14)》 トークン生成
うーむ あまり 恩恵は無さそう

ついでに基本土地タイプを並べるプランはどうだろうか
 《夢魔(M14)》
 《堕落(M14)》
 《泥沼病(M14)》
うん 沼を並べるのは悪くなさげ

・マナが多いと強いカードはどうだろうか
今回赤には火吹き生物が多め コモンに1枚 アンコに2枚 レアに2枚
 《ドラゴンの雛(M14)》
 《シヴの抱擁(M14)》
 《ドラゴンの卵(M14)》
 《シヴ山のドラゴン(M14)》
 《ヴァルカスの災い魔(M14)》
さらには白にも黒にもパンプカードがありますね
基本的に起動型能力にマナのかかるパーマネントは相性良し
特に複数起動できるタイプは恩恵が大きい

加えてマナが多いと展開しつつ構えることができるのでインスタントも見ておきたいところ
特にコモンにカウンター3枚を擁する青、除去2枚を擁する赤は要チェック
 《ショック(M14)》
 《チャンドラの憤慨(M14)》
相手の除去に対応して打つ《祭壇の刈り取り(M14)》も個人的には好き

マナが増えるってことは重たい生物も出せるってこと
アンコ以下の6マナ以上の生物は5体しかいないので押さえておきたい
 《石角の詠唱者(M14)》
 《サイクロプスの暴君(M14)》
 《肉潰しの巨人(M14)》
 《ミノタウルスの嫌悪者(M14)》
 《鳴動スリヴァー(M14)》
赤はコモンに1枚アンコに1枚

・土地を並べるなら黒よりも赤?
ここまで来ると赤緑ビッグマナの筋も見えてくる
きっちり緑のコモンには2枚マナ加速が含まれてるので
《荒野への突入(M14)》スタートとかしなくても十分やれそう
部族シナジーも厚く赤緑も面白い形に組めそうですねぇ
オーラ環境から見るスペルの選択
オーラ環境から見るスペルの選択
オーラ環境から見るスペルの選択
・オーラが強い環境のようです

ゲームを決める強化オーラ
例:《吸血鬼の印(M14)》
  《シヴの抱擁(M14)》

使い勝手の良い除去オーラ
例:《平和な心(M14)》
  《閉所恐怖症(M14)》

が盛りだくさん

・そしてオーラには弱点がある
強化オーラは生物とまとめて除去
除去オーラはバウンスやサクリファイス

特に強化オーラは除去によるアド損のリスクも高く慎重な運用が求められます

・では強化オーラはどのように守るべきか

対処法その1:除去耐性持ち生物
 《鬼斬の聖騎士(M14)》 対赤黒呪文
 《吸血鬼の大将軍(M14)》 再生
 《魔女跡追い(M14)》 呪禁
 《林間隠れの斥候(M14)》 呪禁
呪禁をはじめとしたオーラの相棒の定番 ただし M14環境はレアは強いが数が少ない
唯一のコモン《林間隠れの斥候(M14)》もサイズは小さく弱め

対処法その2:レスポンスによる対応
 《取り消し(M14)》 カウンター
 《否認(M14)》 カウンター
 《呪文破(M14)》 カウンター
 《精霊への挑戦(M14)》 プロテクション
 《無視(M14)》 対火力
 《巨大化(M14)》 対火力
 《レインジャーの悪知恵(M14)》 呪禁
青白緑であれば除去への対処法はある模様
《トロール皮(M14)》も再生付与できるので除去への対応力を上げられます

対処法その3:ハンドの確認
 《生命散らしのゾンビ(M14)》
 《強迫(M14)》
 《マーフォークのスパイ(M14)》
ハンドに除去がなければ強気のオーラぶっぱも戦略の内
《マーフォークのスパイ(M14)》は弱いながらもハンドを確認しつつ
エンチャント先として優秀な回避能力持ち


まだ他にも除去の対処法はありますが
覚えておくと役に立つかもしれない事をまとめてみました
オーラを巡る戦術として相手の除去オーラをいなす方法も整理するといいかもしれませんね
ライフの4点を得るとはどういう事なのか
ライフの4点を得るとはどういう事なのか
ライフの4点を得るとはどういう事なのか
《天使の協定(M14)》がトークンを生むためには4点以上のライフを得る必要があります

[ライフを得られるカードまとめ CUC]
4以上:
《斑の猪(M14)》
《泡立つ大釜(M14)》
《真面目な捧げ物(M14)》
《石角の詠唱者(M14)》
《交易所(M14)》
《不死の霊薬(M14)》

3:
《神聖なる好意(M14)》


2以上:
《吸血鬼の印(M14)》

2:
《夜の子(M14)》
《暁駆けの聖騎士(M14)》
《新緑の安息所(M14)》

1:
《かじりつくゾンビ(M14)》 複数起動可
《魂癒し人(M14)》
《大魔術師の杖シリーズ》 複数起動可能

x:
《集い(M14)》
《堕落(M14)》

[R以上]
4:《交易所(M14)》
3:《原始の報奨(M14)》
2:《鬼斬の聖騎士(M14)》
2:《吸管スリヴァー(M14)》
1:《漁る軟泥(M14)》 複数起動可能
x:《勇気の道(M14)》


意外とありますね
《天使の協定(M14)》の相棒は緑か黒で決まり
レアまで含めるとパワー2の絆魂持ちが4体いるので2体で殴って4点は現実でもありそう
《真面目な捧げ物(M14)》は自分のエンチャント割ってでも打ちたいかもですね
《神聖なる好意(M14)》はどこかで1点補充してどうにか4点にしたいところ
《堕落(M14)》も単体で4点は難しいので補佐が欲しい
逆に《集い(M14)》や《吸血鬼の印(M14)》は4点が見込めそう
赤黒ハスクへの思考整理
赤黒ハスクへの思考整理
赤黒ハスクへの思考整理

基本セットの王道アーキタイプ【赤黒ハスク】のカードを整理してみましょう

キーパーツ:生け贄エンジン

《消耗品の弾幕(M14)》 赤 エンチャント ピンガー
《血の幼子(M14)》 コモン 3マナ 2/2
《かじりつくゾンビ(M14)》 アンコモン 2マナ 1/3 ドレイン
《吸血鬼の大将軍(M14)》 アンコモン 5マナ 4/2
《泡立つ大釜(M14)》 ゲイン

メインとなるのはこのあたり 普段よりも多い気がしますね
レアや変則的な生け贄をするカードも含めるとさら増えます

キーパーツ:PIGクリーチャー
いわゆる「死亡した時」持ちの生物ですね

《ただれたイモリ(M14)》 コモン 黒 1マナ 1/1
《燃え投げの小悪魔(M14)》 コモン 赤 5マナ 3/3
《執拗な死者(M14)》 アンコ 黒 1マナ 1/1
《ドラゴンの卵(M14)》アンコ 赤 3マナ 0/2

逆にこちらは少なめですね
レアも数は控えめ 他の色に目を向けてもそこまで数はいません


せっかくサクり台を多く抱えても飛ばして有意義な生物がいなければ宝の持ち腐れです
《反逆の行動(M14)》に次ぐ生け贄エンジンを有効活用できるカードを探していきましょう

まずは定番のETB能力もちの出がらしの利用
《ゴブリンの近道抜け(M14)》
次に飛ばせる生物の数を増やせるトークン生成
《溶鉄の誕生(M14)》
《若き紅蓮術士(M14)》
ここらへんは赤黒ハスクの生物確保として頭に入れておきたいところですね

カードの立ち位置や性能を整理していくと
《ゴブリンの近道抜け(M14)》で道をあけてから《血の幼子(M14)》でパンプして殴ったり
《祭壇の刈り取り(M14)》と《若き紅蓮術士(M14)》で逆に生物が増える
などといった個々のカードのシナジーの強さも見えてきますね
白黒というアプローチ その2
白黒というアプローチ その2
白黒というアプローチ その2
白黒には他にも細かなシナジーが多数あります

・《ザスリッドの屍術師(M14)》 
人間シナジーを成すのはこの1枚だけですが
コモンに人間5枚を有する白は相棒としては最高です

・《泡立つ大釜(M14)》
4点ゲインがラインとなる《天使の協定(M14)》にとってこのカードはベストな1枚
もちろんこのカード自体《ただれたイモリ(M14)》と強シナジーを作っており
白と黒をつなぐ良カードです

・生け贄テクニック
相方が白でも黒の生け贄エンジンは有効に活用できます
 場に出た後の《オーラ術師(M14)》の利用
 《巣の活性化(M14)》を中心としたトークン生成
 《放逐する僧侶(M14)》による完全除去
レアケースですが
 殴ってからの《キャパシェンの騎士(M14)》《陽動の達人(M14)》生け贄
 《オーラ術師(M14)》を絡めて能動的な《神聖なる好意(M14)》の再利用
などがありますね
白黒というアプローチ その1
白黒というアプローチ その1
白黒というアプローチ その1
白黒という色には代表的な二つのシナジーがあります。

その1:エンチャント

《アジャニに選ばれし者(M14)》 トークン生成
《オーラ術師(M14)》 サルベージ
《荒廃唱え(M14)》 除去

エンチャントシナジーの中核をなす上記に加え

《神聖なる好意(M14)》《吸血鬼の印(M14)》 強化
《平和な心(M14)》《泥沼病(M14)》 除去

とコモンにも優良エンチャントがあります


その2:ライフゲイン

《テューンの大天使(M14)》 全体強化
《天使の協定(M14)》 トークン生成
《勇気の道(M14)》 全体強化

これらの白いカードに黒はドレインや絆魂で相性抜群

《夜の子(M14)》《吸血鬼の印(M14)》》 絆魂
《堕落(M14)》《かじりつくゾンビ(M14)》 ドレイン


加えて二つのシナジーは互いにパーツが機能し合っているのが魅力です
上記の強化エンチャントはライフを得られますし
ライフゲインのキーパーツはエンチャントです

もしレアで《アジャニに選ばれし者(M14)》や《テューンの大天使(M14)》を見かけた際は
白黒なんてカラーリングはいかがでしょうか

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